[ 二 子 山 ]

まさに二子のピーク

雑木に覆われた山頂   三等三角点

登り口の杉林  登り口に向かう林道入り口
 
葉タバコが植えられた畑の向こうに二子のコブ

穴水町根木地内からの二子山

山名:二子山、点名:二子山、三等三角点、標高181.26m
基準点コード:5537-60-9201、5万分の1地形図名:宇出津
 
撮影:平成16年5月1日

 まさに二子のコブが連なる山容で、遠くからでもそれと分かるが、なにぶん標高が低いのでどこか らでもというわけにはゆかない。しかし、七尾北湾をはさんだ丘の上にコブが飛び出ているのはいかにもそれらしく目立つ ほう。山の周辺は開拓地で、畑作、酪農が営まれている。以前開拓で入植した農家の方から、毎日この二子山を眺め、山に 励まされ、山を団結のシンボルとして、農作業に精を出したという話を聞いたことがある。

 登山道は無いが、コースとしては武連(むれ)集落の集会場脇を入った林道から道の無い尾根伝いに登る。大きく育った 杉林の中にピンク色のテープが要所にあるので、これを目印に登る。杉林が途絶え、最高地点を求めて雑木の中を進めば山頂で、 林道から約10分で到達できる。はたから見れば目立つ山容であるが、三角点のある山頂は雑木に覆われて、展望はゼロである。