[眉丈山−雷ヶ峰]

山が古墳か、古墳が山か

  


山名:雷ヶ峰、点名:雨宮山、三等三角点、標高 197.95 m
基準点コード:TR3-5536-36-6901、5万分の1地形図名:氷見  
 
撮影:平成9年11月2日

 雷ヶ峰山頂は4世紀頃鹿島地方を納めていた領主一族の多数の古墳で覆われており、領地を見下ろ すとともに、 周囲の展望が利く絶好の位置である。眉丈山は山というより、その名のとおり眉毛のように低くなだ らかな丘陵が横たわっている感じである。その最高地点が雷ケ峰で、邑知地溝帯を挟んだ石動山と合 わせて国指定史跡となっている。
 つい最近まで山頂は松林に覆われ、一角に神社があった。三角点のある前方後方墳の後方上は広場 の様相で、土俵もきってあり例年こども相撲が奉納されていた。現在は写真のとおり古墳が復元され、 三角点は塩ビのケースに納まってしまい、こども相撲も久しく奉納されていない模様である。