[小 谷 山]
小谷城と大嶽城、2つの山城跡
山名:小谷山、点名:大岳、3等三角点、標高 494.61 m
基準点コード:TR3-5336-12-5101、5万分の1地形図名:長浜
撮影:平成27年7月19日
小谷山の山頂部には大嶽城、中腹には浅井家ゆかりの小谷城があり、小谷城は、中世三大山城のひとつに数
えられています。今回は小谷城戦国歴史資料館を起点に尾根上に築かれた城址を一回りするコースを歩いた。
[小谷城]概説
小谷城は、浅井家が3代にわたって居城としていました。築城は1524年
ごろで、中世三大山城のひとつです。湖北の大名・浅井長政と織田信長の妹で戦国一の美女といわれたお市の
方、その間に生まれた3人の娘・浅井三姉妹(茶々、初、江)ゆかりの城です。城跡からは琵琶湖や湖北の地
を一望することができます。
自然の地形を利用して、東西の尾根づたいに各郭が配置され、本丸、大広間跡などから建物の礎石が出土し
ました。最頂部の大獄(おおずく)(495m)にも土塁が残っています。清水谷には、平時における浅井氏と家
臣たちの館跡があります。昭和12年(1937)、国の史跡に指定されています。