[衣 干 山]


ぬれた衣を干したという伝説

登山口   

  木の枝越に唐津湾に浮かぶ高島

衣を干した伝説にちなむ竿立て   分岐で大きく左に折れて山頂を目指す

展望の無い山頂   

広い尾根の下山道、これがマテバシイ?

  鉄塔のある場所で展望が開ける

  ほとんど陸続きの大島を望む

何かの記念碑のような   下山口

唐津城天守から望む衣干山   今日の彩り「ツワブキ」

  

クジャクシダ    

山名:衣干山、点名:衣干山、三等三角点、標高 162.63 m
基準点コード:TR3-5029-17-4501、5万分の1地形図名:唐津
  
所在地:佐賀県唐津市大字菜畑字衣干山4540番2

撮影:平成24年10月29日

 日本三大悲恋物語の内、松浦佐用姫に因む山。鏡山で恋人の出兵を見送った姫はさらに追いかけようとして 川で着物を濡らし、それをこの衣干山で乾かしさらに追いかけたという伝説が残っている。
 登山口からは明瞭な道が伸びているが、途中佐用姫伝説にでてくる衣を干した旗竿石への尾根へ出る辺り と山頂下の分岐辺りは注意が必要。時々海を眺められる地点があり、低山としては 楽しめる山である。また、マテバシイの自然林があり、生活環境保全林として遊歩道などが整備されたものの 最近は入山者が少ないせいか荒れている印象であった。