[待 乳 山]

隅田川畔の丘、かっては遊山の名所



これが待乳山   待乳山聖天が鎮座

  

社殿の左手に仲間外れの踏み石   その表面に「三等三角点」

  

境内からスカイツリーを望む

山名:待乳山、点名:待乳山、三等三角点、標高 9.80 m
基準点コード:TR3-5339-46-6401、5万分の1地形図名:東京東北部
 
撮影:平成24年 6月26日

 山とはいいながら隅田川の堤防とどっちが高いかといったレベルで、現在は待乳山聖天が鎮座、樹 木に覆われ、ただの丘にしか見えない。 しかし、かっては目立つ存在であり、展望のきく高台として物見遊山や花見の季節には人々が大勢繰り 出した所であり、浮世絵の題材にも取り上げられている。

 境内の右手奥、石畳の脇にひとつ仲間外れの石があり、そこには3等三角点と刻まれている。この 石蓋に手をかけてみたが、容易には動かず、三角点本体を見ることはできなかった。同じ場所から東方向 を見ると木々の間から東京スカイツリーを望むことが出来た。