[小 牧 山]

濃尾平野を睥睨する山城


(写真の上にカーソルを置くとコメントがあります。)

小牧市の町並みから見える小牧山   市役所横の大手道

天守閣は郷土資料館

裏手にある三角点   郷土資料館の裏面

市街地を見下ろす



山名:小牧山、点名:小牧山、二等三角点、標高 85.86 m
基準点コード:TR2-5236-77-4301、5万分の1地形図名:名古屋北部

撮影:平成20年8月8日
 織田信長が美濃攻めのため城を築き居城とした(永禄6年、1563年)が、美濃を併呑して のち、岐阜城へ移ったため廃城。 後に小牧・長久手の戦い(天正12年、1584年)では徳川家康がいち早く根拠地にし、 この戦に勝利したという歴史がある。

 濃尾平野に孤立する小牧山は、どこからでも目に付く。名鉄小牧駅から歩き出すとまもなく 民家の屋根越しに山上の天守閣が見えてくる。山全体が樹木に覆われた公園となっており、 平日の日中でも散策する人や子供を遊ばせる親子連れが行き交う。

 天守閣は昭和42年に建設された郷土資料館。原始から現代までの様々な資料が要領よく 展示されている。最上階の展望室(4F)に登れば、四囲に濃尾平野を一望でき、遠くは 霞んでしまい良く見えない。

 いずれにしても、猛暑続きのこんな時間に散策するには、いささか暑すぎ、ほうほうの体 で駅に帰り着き、冷たいお茶で喉を潤した。