[岩 菅 山]

期待の展望は残念だったが、咲き誇る花に満足

木漏れ日の中、水平道を行く   アライタ沢を渡る

木の階段がカーブを描きながら続く   岩菅山の山頂部が見えてきた

ノッキリで一休み

最後の登りにかかる   傾斜がきつくなってきた

山頂の岩菅大権現に到着   山頂奥に…

一等三角点は花に囲まれて…   …ありました

全員集合

下り、背後に岩菅山   大きく聳える岩菅山

山頂にガスがかかってきた   見納めの岩菅山

寺小屋峰が近づいてきた   裏寺小屋峰

金山沢の頭には…   旧農務省管轄、頭の丸い「主三角点」がある

寺小屋峰の山頂は樹林帯の中  登山道の真ん中に三角点  

寺小屋スキー場に降りると広々と爽快

大手を振って下る   ヤマハハコやヤナギランの群落も有る

ロープウエイ山頂駅で大休止   高天ヶ原のホテル群を見下ろす

いささか急な上級者向けゲレンデを下る   だいぶ緩やかになってきた

高天ヶ原神社に参拝してバスに乗り込んだ

山名:岩菅山、点名:岩菅山、1等三角点、標高 2,295.04 m 
基準点コード:TR1-5538-04-9401、5万分の1地形図名:岩菅山
所在地:長野県下高井郡山ノ内町大字平隠

山名:寺小屋峰、点名:寺小屋、3等三角点、標高 2,125.21 m 
基準点コード:TR3-5538-04-6201、5万分の1地形図名:岩菅山
所在地:長野県下高井郡山ノ内町大字平隠字赤石7149番1

 
撮影:平成26年8月24日

 昨日は熊ノ湯の山荘に宿泊したが山の天気予報では一時雨。やはり雨は覚悟しなければならない。 ところが、登山口から登りだしても、中間点を越しても快晴。ノッキリに近づくころ雲が出だした。岩菅山の登りに かかるころはすっかり曇り空。それでも山頂に到着し、早いめの弁当を食べている間も落ちてこなかった。集合写真を 撮り、さあ下山という頃になってガスがかかり、ポツリときた。あわてて雨具を付け下山したが、急な下りを過ぎノッキリ が近づいた頃にはもう雨は上がってしまった。

 長い尾根のアップダウンの繰り返しであったが、寺小屋峰に近づいた辺りには花が沢山咲いていた。ウメバチソウ、 ハクサンフウロ、トリカブト、リンドウ、エゾシオガマなどに歓声が上がり、疲れを忘れさせてくれた。
 寺小屋スキー場ではヤマハハコやヤナギランなどの群落があり、広々としたゲレンデを大手を振って下ったのは気持 ちが良かった。植物園でもまだまだ花が咲いており、シモツケソウやハクサンシャジン、マツムシソウにヒカリゴケも。 高天ヶ原スキー場の下りはいささか急なゲレンデであったが、下の方には一面をピンク色に染めて ヤナギランの群生も。花に満足し、懸念していた雨が降らなかったことにも満足してバスに乗り込んだ。

今日の花

ハクサンフウロ:フウロソウ科  ヤマハハコ:キク科  ハクサンボウフウ:セリ科

マツムシソウ:マツムシソウ科  ミヤマナデシコ:ナデシコ科  イワインチン:キク科

ヤナギラン:アカバナ科  アキノキリンソウ:キク科  ハクサンシャジン:キキョウ科

ハクサンシャジン:キキョウ科  ウメバチソウ:ユキノシタ科  トリカブト:キンポウゲ科

エゾシオガマ:ゴマノハグサ科  リンドウ:リンドウ科  アザミ:キク科

シモツケ:バラ科  ヤナギラン:アカバナ科  ミヤマナデシコ:ナデシコ科

ヨツバヒヨドリ:キク科   マツムシソウ:マツムシソウ科

いろいろ…   ヤナギランの群生:アカバナ科