[飯 豊 山]

名前のとおり豊かな山容ではあるが…

この地点ではまだ天気はまずまず   ガスに包まれた飯豊本山山頂   露に濡れた一等三角点


ガスの中、彩りをくれた高山植物たち

ハクサンシャジン   ミヤマキンポウゲ   コガネギク

トリカブト   トモエシオガマ

コバイケイソウ   ホソバヒナウスユキソウ   ヨツバシオガマ

ウメバチソウ   チングルマとアオノツガザクラ

ニッコウキスゲ   ウサギギク

ミヤマコゴメグサ   ハクサンフウロ

山名:飯豊山、点名:飯豊山、一等三角点、標高 2,105.14 m
基準点コード:TR1-5639-65-2601、5万分の1地形図名:飯豊山 

撮影:平成3年8月10〜12日

 はるばるやってきた飯豊山は3日間とも、ガスとおつきあい。雄大な景色はダメだったが、 高山植物は豊富でおおいに堪能、花の色が濃いと感じた。

  学生時代に飯豊連峰全山縦走した時の思い出
   ・豊富な高山植物、中でもウスユキソウの大群落
   ・暗がりの中の早朝出発、遭難碑を見た後の枯草にまとわりつく「光の怪」
   ・ラーメン用の水をもらいに入った大石集落の農家で頂いたぼたもち

 新潟大学農学部歌の冒頭に飯豊連峰の残雪が登場するが、これは校舎が新潟市河渡(こうど)に 有って、飯豊連峰が間近に見えるためで、五十嵐浜への移転前ののどかな時代を呼び起こさせて くれる。