[雨 飾 山]
急登の連続、豊富な花、日本海の眺望
→ 今日の花等
山名:雨飾山、点名:雨飾山、二等三角点、標高 1,963.27 m
基準点コード:TR2-5537-27-8701、5万分の1地形図名:小滝
撮影:平成28年9月4日
9月の例会山行2日目は日本百名山の一つ、雨飾山。昨日米山を登ったあと登山口にある雨飾高原キャンプ場でテント
設営。夜中には星空も見れて好天が期待された。
しかし朝の空模様はいまいち。朝焼けの後、雲が浮かび日射しがあるのにパラッと小雨も。しかし歩き出すと雨もとお
ざかり青空が広がる。ブナ林の中の急登から岩菅沢を渡り、さらに尾根筋の急登。へばりだした頃、笹平に到着、海谷山
塊の山々が広がり、その向こうは日本海。
リンドウ、トリカブトなどが咲く笹平を突き切り、最後の急登。山頂は風が強く、時々ガスが去来する。北アルプスや
焼山はガスの中、昨日登った米山を始め、弥彦山、明星山、遠く飯豊連峰まで見渡せた。眼下には糸魚川の町並みが稲穂
の実る水田と共に俯瞰でき、その向こうは日本海。山頂にもガスがまとわりつきだし下山。岩菅沢の冷たい水で喉を潤し、
雨飾山荘で温泉に浸かり帰途についた。
糸魚川付近はいつも天候が不安定で、JRで通ると雨飾山はガスの中。今回は好天に恵まれ、北方向の展望は
良かったが、南方向はガスの中、期待していた北アルプス、後立山の展望はゼロであった。見事なブナ林、フトンビシの
岸壁、そして足元には、この季節としては意外なほど花の種類が多かった、最盛期にはさぞ賑やかなことだろう。