[山 本 山 城]

琵琶湖の水上、北陸道の押さえ

  バス停は「山本山登山口」

最初の登り   宇賀神社

鹿除けの鉄柵が山中に張り巡らせてある   

道標には「近江湖の辺(うみのべ)の道」、ここから急登   

二の丸跡に到着   説明板を覗き込む

土塁の上に…   三角点

よく残っている一の丸を囲む土塁

本丸北の堀切   一番乗馬跡

  樹間から山本山を望む

山名:山本山、点名:山本山、二等三角点、標高 324.39 m
基準点コード:TR2-5336-11-4601、5万分の1地形図名:竹生島

所在地:滋賀県湖北町山本

撮影:平成25年11月16日

 宇賀神社が登山口、神社に参拝してから登山開始。最初はゆったりであるが、鹿返しのフェンスを 越えるとジグザグの急登となる。あえぎながら登り傾斜が緩むと二の丸跡に出、その先が山頂である。 山頂を囲むように土塁が良く残っており、その南西角に三角点がある。 木が生い繁り山頂からの展望はあまり良くない。北に向かって縦走してゆくと要所に堀切を見ることが できる。
 木が無ければ山本山城(別名、阿閉(あつじ)城)からは、西に琵琶湖、東に北陸道が見渡せ、要衝の地の 城として機能していたことが判る。