[ 大 野 城 ]

亀山山頂、野面積みの石垣

駐車場から亀山   頂上辺りのアップ

第7代、土井利忠公を祀った柳廼社が登り口   柳廼社の拝殿

亀山公園南口   公園内の自販機には、霧に浮かぶ大野城が描かれている

  堂々の天守閣

  

石垣の上に…   保護石に守られた三角点

  

  

以下は天守閣からの展望、左に法恩寺山、右に経ヶ岳   堂々と聳える荒島岳

遠く銀杏峰   右端に飯盛山

荒島岳は大野市のシンボル   

山名:亀 山、点名:亀 山、三等三角点、標高 248.99m 
基準点コード:TR3-5336-73-8801、5万分の1地形図名:大野
 
撮影:平成28年6月11日

(以下は説明書きの内容)

・越前大野城跡(福井県指定史跡)

 越前大野城跡は、大野盆地の西側に位置する標高約250mの亀山と、その東側に縄張 りを持つ平山城跡です。織田信長の武将、金森長近により天正年間(1573−1593)の前半 に築城されました。
 越前大野城は亀山を利用し、外堀・内堀をめぐらし石垣を組み、天守閣を構えるという 中世の山城にはみられなかった新しい方式の城でした。
 江戸時代の絵図には、本丸に望楼付き2層2階の小天主、天狗櫓などが描かれています。 本丸の石垣は、自然石をほとんど加工しないで積み上げる「野面積み」といわれるもの です。
 江戸時代には町の大火により、城も幾度か類焼し、安永4年(1775)には本丸も焼失し ましたが、寛政7年(1795)に再建されました。廃藩後、城の建造物は取り壊され、石垣 のみが残されました。