[虚 空 蔵 城]


一向一揆衆の山城、西方向の展望

駐車場横の公園で遊ぶ   

なんと賑やかな連中   散ってくる桜のハナビラに戯れる

もうすぐ本丸跡   吾妻のある山頂

東南の角、土塁上に…   三角点

西端からの展望、田植えの準備が整った水田が広がる   鳥瞰マップ

山名:虚空蔵山、点名:国造山、三等三角点、標高 137.74 m
基準点コード:TR3-5436-54-0401、5万分の1地形図名:鶴来
 
撮影:平成23年4月24日

 辰口町和気小学校の裏山で、中世の城跡。広い山頂一帯に空堀などの遺構が確認され、二の丸もそなえ た本格的な山城である。一向一揆衆が攻め落とし居城したが、後に織田方の武将柴田勝家の家来佐久間盛政に 攻め落とされ、その後一向一揆衆が衰退していったという歴史を持つ。

 登り口は5ヶ所、大手門の道、薬師坂の道、常基寺の道、牛首谷の道、片谷の道がある。今回は児童公園横の 駐車場から大手門の道を登った。 約15分で山頂。土塁で囲まれた本丸跡には、東屋があり、東南の角に三角点がある。 山全体が和気小学校の野外活動の場になっており、処々に看板や、標識がある。山頂からは東方面の展望が効き、 小松方面の街や遠く日本海も望める。