[木 尾 城]

中世の山城、富来平野を見下ろす

登り口

中腹に残る「馬場跡」で一服   

もうすぐ山頂、展望が開けてきた   最後の登り、遠く「能登富士」こと高爪山が見える

山頂から富来平野を見下ろす   のろしのような煙が上がる、風力発電のプロペラも

本丸のあった山頂にて

少し離れて三角点のある山頂は搦め手に当たる   3等三角点

山名:木尾岳、点名:水本山、三等三角点、標高 140.9 m
基準点コード:TR3-5536-56-7001、5万分の1地形図名:富来

撮影:平成19年5月12日

 富来平野を見下ろす、山城としては格好の地形。南北朝の争い、畠山氏による能登支配、 上杉勢の能登侵攻など、度々歴史に登場する。前田利家の能登支配となって廃城。

 JA富来川支所がある貝田バス停から道がある。 竹林、杉林の中に平地があり、ここが馬場跡。尾根に出て、左折すると急登 となり、視界が開ける地点で右折し、カヤトを登り切ると城跡がある山頂。西方面が開けており、 富来平野を見渡せ、その先に日本海が広がる。

 背後に続く尾根に向かうと空堀跡、その先に林道が上がってきている。50mほどで左手に、 城の水源であった殿様池、さらに50mほど先の左手に三角点のある山頂があるが、ここは展望ゼロ。