[堅 田 城 山]

弥生時代からの遺跡、街道と水運をおさえた

不動寺小学校の近くから見たジョウヤマ   川を渡り左折、墓地への登り口に道標

墓地駐車場からの登り口   登り口にある標識

階段が続く   頂上近くの分岐、左は周回路、右は山頂へ

土塁で囲まれた主郭があった山頂   山頂にある看板に描かれた鳥瞰図

櫓台跡に三角点、西北方向の展望が広がる   4等三角点

曲輪を望む   主郭下の切り立った斜面

堅田町の東外れにもう1つの登り口

山名:ジョウヤマ、点名:深谷、4等三角点、標高 113.12m
基準点コード:TR4-5436-75-3601、5万分の1地形図名:金沢

撮影:平成27年1月25日

所在地:石川県金沢市堅田町ヌの1番地 

 金沢から富山へ抜ける要衝の地に築かれた城の址である。すなわち堅田城の真下、南側には小原越が東西に、西の平 野を北陸道が南北につらぬいている。
 一時木曽義仲が居城したとの伝承があるが、16世紀後半に一向一揆衆が築城、もしくは改修したのではないかとい う研究もある。発掘調査の結果、甕が出土し、弥生時代(後期)以降、人との係わりがあったことが分かった。
 医王病院の東側、墓地の上から(10分)と堅田町の東外れ(20分)からの2ヶ所に登り口がある。  里山の宿命として一時孟宗竹に覆われていたが、これを駆除する一方、生態系の回復調査が行われている。