[莇 生 城]

手取平野を見渡す山城、初期の石垣が残る

登り口にある八幡神社

山頂は暗い竹やぶの中   

土塁の痕跡   ぐり石の城壁が残る

山名:城山、点名:莇生、四等三角点、標高 81.27m
基準点コード:TR4-5436-54-3601、5万分の1地形図名:鶴来

撮影:平成21年 3月 1日

 手取川の扇状地を見渡す台地上の城址。松や杉の生い茂る山であったようであるが、最近の里山の例に もれず孟宗竹の方が優勢になっており、三角点のある地点の展望は利かない。

 八幡神社左手から荒れた畑伝いに進み、竹林に分け入ると三角点がある。台地の縁沿いに土塁の跡が残っ ている。南方向に伸びる尾根には、写真のように石垣が残っている。手取川から運んだのか小さめの ぐり石が積まれている。