[山 伏 山]

須須神社の奥宮が鎮座する山頂

藪の中の山頂   二等三角点

須須神社奥宮   拝殿には菊の紋

山伏山全景、左端に須須神社奥宮、右端のピークに三角点がある   能登半島の北端、禄剛埼灯台

山名:山伏山、点名:狼煙、二等三角点、標高 171.43 m   
基準点コード:TR2-5637-22-0601、5万分の1地形図名:珠洲岬
所在地:珠洲市狼煙ソ15番

撮影:平成15年7月20日


 山頂には珠洲市寺家にある須須神社の奥宮が鎮座する。県道から参道をたどると、途中鬱蒼とした 社叢のしたをジグザグの急登がある。15分で奥宮。ここの社叢は県の天然記念物に指定されており、 暖地性の植物が多い中に温帯系植物も混ざる照葉樹林の北限的な群落となっている。奥宮は、後ろに 拝殿も備える本格的な建物で、信仰の深さを感じさせる。

 三角点の有るピークまでは道が無く、尾根伝いに30分くらいの藪こぎである。割合背の高い樹林 帯の下を行くので、激しいヤブコギではないが、常緑樹が多いので見通しが利かない。方向を見失わ ないよう注意が必要。足元にはオモトやエンレイソウが群落をつくっている。三角点のある 頂からも展望はゼロだった。