[末 森 山]
前田利家vs佐々成政の攻防戦があった城跡
山名:末森山、点名:末森山、四等三角点、標高 138.78 m
基準点コード:TR4-5536-16-9201、5万分の1地形図名:石動
撮影:平成27年6月10日
大河ドラマ「利家とまつ」で「末森城の合戦」がおこなわれたのがここ。佐々成政が4kほど南に位置する坪井山に陣を
敷いたのが天正12年9月9日なので、この日に近い平成14年9月8日に放映された。
利家が七尾城から金沢に移り、加賀能登の領地を固めようとした矢先、越中にあった佐々成政が大挙して山頂
一帯にあった末森城を攻めてきた。ここは、宝達山の尾根が海岸近くまでせまってお
り、(写真のとおり、海が近い)加賀・能登をつなぐ要衝の地。城を守る奥村家富らが苦戦し、
本丸を残すのみとなったところで、金沢から前田利家が応援に駆けつけ事なきを得たのである。
羽咋郡押水町竹生野(たこの)集落の裏手から20分で本丸があった山頂に到達できる。