[岩 倉 山]

曽々木海岸の裏山、千体地蔵と岩倉寺


窓岩ポケットパークから岩倉山を見上げる   千体地蔵登り口

千体地蔵   西方向の海岸を展望

岩倉寺の庫裏   本堂内の様子

式台前、托鉢をするタヌキ  山頂への道、雪はこんなもの

登山道脇の観音様  千手観音

山頂手前、最後の観音様  展望の効かない山頂  三角点

南方面の展望   西方面の展望

自衛隊のレーダーがある高州山

物見山を鳥瞰  雲がでてきて、いよいよ冬の能登のイメージに

あの場所だけ雨(or雪)が降っている  物見山分岐

波の華が吹き寄る海岸  窓岩に大波が押し寄せる  荒海を行く船

大島の前を横切る船、蜃気楼かと思った   西方向へ進む船

その他の島々   七ツ島最大の大島

能登丼を賞味   かっての会員、田中洋さんの墓にお参り

山名:岩倉山、点名:時国、三等三角点、標高 356.74 m  
基準点コード:TR3-5637-10-4701、5万分の1地形図名:宝立山
所在地:輪島市町野町大字西時国字松尾平1番地
 
撮影:平成26年12月7日

 金沢は大雪だというのに、ここ曽々木海岸は積雪ゼロ。窓岩ポケットパークに車を停め、千体地蔵登り口から登りだす。 急な登りで、岩倉寺分岐から上はもっと急な階段である。30分で千体地蔵に到着。自然の造形美に見入る。 しかし、左半分が欠損してしまったような感じである。振り向くと海上はるかに七ツ島や大きな貨物船が見える。

 分岐までもどり、岩倉寺へ山腹を巻くように遊歩道が続く。岩倉寺に参拝後、頂上を目指す。登山道脇 には千手観音などの石仏が所々に祀ってある。頂上が近づくと、10cmくらいの積雪。それでも 頂上の三角点は埋もれるほどではない。山頂南の電波の中継アンテナがある広場は格好の展望台で平坦な 能登の山並みの中、自衛隊のレーダーが設置されている高州山はひときわ高く目立つ山であり、海岸線まで見えている。

 下りは岩倉寺まで戻り、物見山経由で窓岩ポケットパークに降り立った。白く泡立つ荒波と波の華、苫屋、 そして窓岩に押し寄せ舞い上がる波しぶきはまさに冬の日本海であり能登の風情である。

 遅めの昼食は近くの食堂で能登丼(海鮮)を賞味。帰路、能登町小間生(おもう)で我々の仲間であった田中氏の墓に お参りし帰沢した。今年最後の例会山行は、天気に恵まれ気持ちの良い山行となった。

 おまけ:国土地理院のデータによれば、能登半島地震の前後で岩倉山の標高は24cm低くなった。