[遍 照 岳]
一等三角点のある山頂?
山名:遍照岳、点名:天元寺岳、一等三角点、標高 146.66 m
基準点コード:TR1-5536-46-8501、5万分の1地形図名:七尾
撮影:昭和59年5月27日、平成13年10月24日
山というより丘。一等三角点があるからには展望を期待するが、植林したヒノキやスギの木が伸び
てきていてダメ。かって、我が故郷の土田小学校在学中、遠足でここに登った時には東側の展望があ
り、能登島辺りが見えていたような気がする。
地元では「遍照岳」という仰々しい名前より単に「三角点」の方が通りがいい。矢田又は印内の集
落から山頂付近まで林道が通じている。
また、「峨山道」がこの山頂を南北に横切っている。この道は曹洞宗の高僧峨山が門前の総持寺と
羽咋の永光寺間を通った道であり、朝のお勤めを永光寺で済ませ、その日の夕方には総持寺で勤行を
したといわれ精力的な布教活動の様子を今に伝えている。