[鉢 伏 山]

一等三角点、ブナ林が見事

起点となる林道「大箱鉢伏山線」の入り口   新雪に覆われた林道が続く

陽も射してきた   

ようやく見えてきた山頂   処女雪に残してきたシュプール

山頂、この下に一等三角点   無雪期の三角点

山頂の樹氷   能登半島の丘陵地と富山湾

  別所岳からの展望、右が鉢伏山、左が高州山

山名:鉢伏山、点名:鉢伏山、一等三角点、標高543.62m
基準点コード:TR1-5636-07-4701、5万分の1地形図名:輪島
所在地:鳳珠郡能登町北河内字一字26番
 
撮影:平成17年3月5日

 能登町(旧柳田村)大箱から林道をたどる。今年は例年になく雪が多いというが、2〜3mはあり そう。 豊富な新雪にテレマークスキーを滑らせる。林道歩きは快適で、沢音と小鳥の声だけが聞こえる。 しかし、2時間たっても稜線にでない。3ピッチ目でようやく尾根に出て、輝く山頂も見えてきた。
 林道から、ヤブをかき分け10分で三角点のある小広場=山頂。木の葉っぱがある季節は望むべく もない展望が今日はすばらしい。能登半島の丘陵地、その向こうに富山湾まで見渡せる。 目を転じると、といっても広い山頂、立つ位置を移動すると木の間越しに隣の高州山が見え、山頂 には自衛隊のレーダー基地にある緑色のドーム屋根が見えた。
 山頂付近には立派なブナ林が形成されており、朝日新聞が選んだ「21世紀に残したい日本の自 然100」に選定されている。隣にある高州山の方が山としては有名で標高も高いが、三角点は無い。