[碁石ケ峰]
天より降ったご神体、抜群の展望
山名:碁石ケ峰、点名:碁石、二等三角点、標高 461.06 m
基準点コード:TR2-5536-27-9101、5万分の1地形図名:氷 見
撮影:平成24年10月18日
山名は、隕石が降ってご神体となった「御石神」、ご神体の石が5個あるから「五石神」がル
ーツといわれており、ここから今の名前に変化したものと思われる。また、かって干ばつが続いた
おり山頂で行った雨乞いにより農作物が救われたことから雨乞いの神様としても崇められている。
山頂からは、富山湾、砺波平野をへだてて立山連峰が望め、反対側に目を転じると千里浜辺りの海岸線、そして
七尾湾、「能登富士」こと高爪山までもが一望できる。中腹の原山大池のほとりには縄文時代の住居跡が
見つかっており、青少年自然の家が設置され、県内でも最も早く風力発電用の巨大なプロペラも設置されている。
近年は、山頂から初日の出を拝もうという活動が行われており、年末になると新聞紙上に載るが、
拝めたという記事が載らないのは北陸の悪天候のせいか、など話題の多い山である。