[三 蛇 山]

一等三角点、風力発電の巨大なプロペラが回る

この林道が今日のコース   中腹から輪島市街地と高州山を望む   2本のシュプールが…

林道の交差点   ミズバショウ群生地入り口に立つ説明板と東屋   ミズバショウ群生地は雪の下

新設された駐車場   トイレも完備

ようやく見えてきた2、3号機   1号機の下にある案内板   1号機の脇から再び輪島市街地と高州山を望む

この先が山頂   この上に三角点がある

山頂   雪の中から現れた1等三角点

山名:三蛇山、点名:下山村、一等三角点、標高 371.99 m
基準点コード:TR1-5636-06-4701、5万分の1地形図名:輪島
所在地:輪島市下山町字三拾六1部6番地

撮影:平成23年1月3日

 輪島市街地の南西に位置する一等三角点の山。輪島市上山町、小池町、房田町、上黒川町から林道が通じている。今回は 山頂までが最短となる上黒川町からスキーで山頂を目指した。積雪は40cmぐらいか。昨晩からの冷え込みで雪は硬めで 時々スリップするが雪質としてはまあまあ。

 林道の最高地点脇、風力発電2号機の林道を挟んだ反対側の高みが山頂である。山頂から南西方向約1キロの地点に位置す る湿地には、4千株におよぶミズバショウ群生地があり、能登では貴重な存在である。輪島市の天然記念物に指定され、柵、 遊歩道、ベンチ等が整備され、花が咲く4月下旬から5月上旬は見物客で賑わう。

 山頂一帯の発電用風車5機は平成14年5月に完成、羽根の直径が50m近いプロペラが回っている。三角点のある地点 は展望ゼロであるが、1号機の脇に立つと日本海、輪島市街地が見下ろせ、高州山、岩倉山も見渡せる。