山名：宝達山、点名：宝達山、一等三角点、標高 637.35ｍ
基準点コード：TR1-5536-16-3501、５万分の１地形図名：石動
所在地：羽咋郡宝達志水町上田外11字入会九1番

山行日：平成１５年１月１１日

　アンテナが立ち並ぶ能登の最高峰。山頂はブナ林に覆われており、高山の雰囲気であるが、山頂近 くまで林道が伸びており、ドライブで訪れる人も多い。最近登山道が整備され、東間集落の奥から２ 時間で登れる。一等三角点のある山頂か らは渚ドライブウェイで知られる千里浜の海岸や富山湾が望め、天候次第で日本の三霊山の立山と白 山の二つを同時に望むことが可能である。そして、駿河の富士山は地理的に無理だが、その替わりに 一名「能登富士」と称される高爪山が見えれば、一挙に三つともということになるが ……。

　雪のある季節は、アンテナの点検に訪れる人以外登る人はおらず、静かな山を楽しめる。山頂に通 ずる林道を辿れば、２時間３０分で山頂。スキーで登るのもいい。麓にある畜産総合センターに勤務 していた頃、天候や雪の状況を確認し、官舎からスキーをつけて山 頂を目指した。あの日は立山と白山は見えていたが、高爪山は確認しなかった（意識に無かった）。

　麓には世界初の体細胞クローン牛の故郷であり、桜の名所でもある「石川県畜産総合センター」 があるので、帰路に立ち寄るのもいい。

　 　

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