[ 碁 石 ケ 峰 ]

山頂には天より降った石のご神体


麓にある日吉神社   原山大池あたりの雪の壁

原山大池を見下ろす   巨大な風車

邑地地溝帯の向こうに眉丈山が連なる   白無垢を被ったトイレ



山頂の鳥居   無雪期の三角点

日本海に低く雲が垂れ込めて   ウサギの足跡も寒寒と


山名:碁石ケ峰、点名:碁石、二等三角点、標高 461.06 m
基準点コード:TR2-5536-27-9101、5万分の1地形図名:氷 見
所在地:富山県氷見市余川字西山208番地
 
撮影:平成18年 1月12日

 山名は、隕石が降ってご神体となった「御石神」、ご神体の石が5個あるから「五石神」がル ーツといわれており、ここから今の名前に訛ったものと思われる。また、かって干ばつが続いた おり山頂での雨乞いにより農作物が救われたことから雨乞いの神様としても崇められている。
 山頂からは、富山平野をへだてて立山連峰が望め、反対に目を転じると千里浜辺りの海岸線が 一望できる展望の利く山である。近年、山頂近くに風力発電用の巨大なプロペラが設置され、山の 風景も様変わり。

 12月上旬から降り続いた今冬の雪は20年ぶりの大雪となり、山はご覧のとおり。少年自然 の家まで除雪してあり、林道をたどり30分で山頂。