ニュースと活動記録

　動山は小松市で毎年９月に開催される全日本鉄人レース（ラン、バイク、登山）の会場でもある。動山を「うごきやま」と読む人もおり、なかなか「ゆるぎやま」はでてこない。今日の参加者は１０名、２台の車に分乗して出発。天気予報は微妙な降水確率で、車中早くもポツリときた。

　登山口に着くと雨は降っていないので、登山開始。登山口にある「弘法水」を汲みにくる人もいる。杉林から尾根筋の急登には所々にロープが張られているが、滑りやすい。半分くらいの行程で紅葉がきれい。展望の効く場所からは霧にかすむ山々が見渡せ、雨上がりならではの景観である。やがてロックガーデンに着くと、大岩によじ登って写真を撮り合う。岩陰には仏像が安置され、ミニチュアの賽銭箱も。やがてなだらかな尾根歩きとなり、そして山頂。山小屋に入り休憩。たき火で暖をとりながら昼食。焼きバナナもできて満腹になる。恒例の自己紹介を終え下山。

　登山口入り口の白山神社に参拝、大きな石灯籠や立派な社殿にみいる。２礼２拍手１礼で参拝。つぎに那殿観音に向かう。多くの石段（３１５段）が続き、那谷寺の奥の院に当たる。舞台造りの本殿は崖の中程に鎮座。奥ノ院まで登り、秋の山々を愛でた。滑る石段をおそるおそるくだり、甘露水で喉を潤した後、金沢に向かった。