[ 高 倉 山 ]


ブナとシャクナゲに覆われた山

高倉山で出会った花達 をお楽しみください。

林道の入り口   登山口

緩傾斜地で一服   

「悪魔の手」とは木のコブ   ブナ林を登る

ブナの巨木   幹に残るクマの爪痕

巨岩の上にもシャクナゲの花   試練の木

山頂   

小大日、大日山を望む   鞍掛山、その向こうに日本海を望む

古九谷釜跡付近から高倉山を望む

所在地:加賀市山中温泉真砂町
 
山名:高倉山、点名:高倉、三等三角点、標高 836.00 m
基準点コード:TR3-5436-23-1501、5万分の1地形図名:大聖寺
 
撮影:平成27年5月3日

 山中温泉の奥、九谷町にある山。最近地元のグループが道を開いたという情報を得て、例会山行で出かけた。 真砂の手前、林道の分岐にゲートがあり、ここから歩き始める。登山口は杉林の中ですぐに急登の連続 となる。尾根伝いに道は続き、一登りでシャクナゲが現れる。尾根伝いに密度の濃い群落を形成しており、 県内随一であろう。急登の合間にわずかな平坦地もありホッとする。傾斜が緩んだところで、ブナの大木、そ の幹に残るクマの爪痕がお出迎え。大きな岩の上にもシャクナゲが咲いている。シャクナゲの季節は真っ最中 ではあったが、花の数は少ない印象。幹が裂かれても大きく育った「試練の木」を越すと山頂は間近である。

 山頂は小広く開かれており、北方向に鞍掛山、遠く日本海、南方向には大日山等加越国境の山並みが望め、 足下にはトクワカソウが咲いていた。