[倶利伽羅山]
旧北陸街道倶利伽羅峠の横、展望良好
山名:倶利伽羅山、点名:倶利伽羅、二等三角点、標高 276.80m
基準点コード:TR2-5436-76-9501、5万分の1地形図名:城端
撮影:平成24年4月28日
白山から医王山、砺波平野、富山湾そして北アルプスの好展望地。駐車場から5分で山頂。
例年、倶利伽羅不動、春の八重桜まつりは4月の下旬で、ひときわ参
拝者で賑わう。今日は好天にも恵まれ、八重桜も5分咲き、まだまだ人出は増えそうである。
北陸街道は古代から近世にかけて人の往来が多く、たびたび歴史の舞台に登場した要衝の地である。
遠く源平合戦では、追う平家軍を、源氏方は火牛の計で向かえ
討ち、平家方は地獄谷へ追い落とされ地にまみれた。山頂にある権現様は加賀の五代藩主前田綱紀に
よって1677年に建立されたもので、石造文化財として町が指定している。
松尾芭蕉も越中から加賀へ入ったのもこのルートで、火牛の像の近くに石碑がある。
今、峠の下を国道8号線、北陸本線が通り、3年後には新幹線も通ろうとしている。