[有 形 山]
扇を広げたような斜面が広がる
山名:有形山、点名:小原山、三等三角点、標高 1,010.68 m
基準点コード:5436-15-7201、5万分の1地形図名:越前勝山
山行日:平成10年2月15日
地形図を見ると、山頂の北側は間隔の空いた等高線が開いた扇のように広がっている。しかも西端
に添って、いざという時には格好の目印となる送電線が連なる。そして扇の先端を白山公園線が横切っており、そこから林道が山頂近くまで伸びている。スキー登山にもってこいの山であることは地形図から読みとれる。
登るには、林道を忠実にたどってもいいが、みどりの村の先、冬期通行止めのゲート脇から杉林の中に取り付き、狭い林道から送電線
を目当てに登るのが手っ取り早い。一登りすると、送電線の下に出て、ここは刈り払ってあるので、真っ白な斜面が広がる。林道を3回ほど
横切ると、傾斜が増してくるので、林道をたどる方が登り易い。最後のヘアピンを回ると肩に出る。後は直角に東方向への尾根をたどり、林道がつきたところでこぶに到着、ここが山頂である。2時間余りの登りで白山を始めとする大展望が待っている。
登山道もあるが、早春や晩秋の葉っぱの無い時期でないと山頂からの展望は期待できない。