日中友好登山:粟津岳山ほか
2022年9月25日(日)
台風一過、参加者の「平生(へいぜい)の行いが良かった」ことも手伝い、奇麗に晴れ上がった。車3台に分乗して粟津温泉
へ向かった。粟津会館に車を止め、歩き出す。大王寺への石段を登り、粟津温泉を開湯した泰澄大師の座像を見、白山神社の
鳥居をくぐって再び石段を登る。
白山神社で、中国経由で日本に伝わった狛犬の説明をし、相撲場の赤い屋根を左手下に見て、「祈りの小径」を進む。路傍の石仏は西国
三十三ヶ所観世音巡りは珍しい白花のヒガンバナが路傍を彩る。
東屋で鐘を撞いたり、若い頃の泰澄大師の立像の前から尾根伝いの山道に入る。
道に落ちた栗の実を拾い、真っ赤に色づいたカメノキの実を写真に撮る。粘土質の山道はよく滑るので慎重に足をおく。階段を登り一汗かいたところで山頂。小松ド
ームをはじめ柴山潟、木場潟、小松空港に着陸したり飛び立つ旅客機、その向こうに日本海を眺める、わけても金沢から小松を経て福井県へ伸びる新幹
線の高架のつながりは新しい景色で「ちむどんどん」である。時間も早いので自己紹介をし、昼食 集合写真を撮影して大堤方向へ下る。
林道に出たところで、再び尾根道に戻り、東屋から温泉街へ下り足湯に浸る。かなり熱めで、43度ほどはありそう。
湯に浸かった部分がすぐに真っ赤になってしまった。「おっしょべ公園」まであるいて芝生公園で一休み、一段高い所にある「幸せの鐘」を撞いて
心地よい風が吹き渡り立ち去りがたくなる。
意を決して「小松憩いの森」へ移動、若杉駐車場から清水山に登る。標高はわずか63m余りだが、一等三角点が設置さており白山の展望も良い。今日の
白山は山頂に雲がかかっていいるが、左方向に連なる笈ヶ岳や大笠山はくっきりと見えている。加賀の山々や三角点と三角測量の説明をしたあと、堤まで下り
「かがみ橋」を渡る。渡り鳥のいない湖面にはさざ波が立っているだけで、多くの渡り鳥が羽を休めている冬の景色に競べれば寂しいかぎりだが、吉竹堤に
は赤いヒガンバナが満開で彩りを添えている。
駐車場に着いたところで今日の活動は終了、産業道路を金沢へ向けて車を走らせた。
文、写真:元藤
粟津岳山に登る
新幹線は福井へ向けて伸びて行く
熱い足湯で疲れを癒やす
真っ赤になった足
恋人の聖地
小松憩いの森で清水山に登る、この8月に登った白山を遠望
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