日中友好登山:白 山


2022年8月24日(水)

 今年は日程の都合で、8月下旬になった。参加人数を制限し12人の参加申込みがあったが、当日キャンセルがあり10名、車2台で 別当出合いへ向かった。金沢は小雨模様であったが、白峰辺りからは道は乾いている。別当出合いでも雨の心配はなさそう。

 登山届けを提出し、いざ登山開始。霧の吊り橋を渡り、中飯場で休憩、一時霧が晴れ、チブリ尾根、不動滝を見ることができた。 覗、甚ノ助ヒュッテ、十二曲り下でそれぞれ休憩を重ね、黒ボコ岩に到着。一服後、弥陀ヶ原にかかると霧が晴れ山頂辺りが見えてきた。 五葉坂を登り室堂に到着、室堂は従業員に新型コロナが発生したということで営業を停止している。

 室堂平で昼食後、山頂をめざす。再び霧の中となり、足下のイワキキョウ、アキノキリンソウなどに励まされながら進む。 ようやく着いた白山比盗_社奥宮で”登らさせて頂いた”ことに感謝しながら参拝。 山頂は霧で何も見えず、集合写真を撮り、各々記念撮影をして早々に下山開始。 山頂や室堂平を吹き抜ける風は、汗をかいた身体には寒いくらいだった。

 黒ボコ岩から観光新道に入る。馬の背のお花畠、この季節はマツムシソウ、トリカブト、ヤマハハコ、ミヤマナデシコ、イブキトロノオ など秋の花がみごと。殿ヶ池ヒュッテで休憩後さらに下る。観光新道は砂防新道と距離はほぼ同じだが、岩場などがあり時間 をとられる。一時霧が晴れ、御舎利山から別山が雲の上に連なって見え、今日一番の景色となった。 そのうち2名にアクシデント発生。膝痛と足の筋肉疲労で歩行が極端に遅くなる。残り2キロの地点で2隊に分けて 元気組は先に下山し、後続は2名がサポートしながら4名で下山。

 やがて足下もおぼつかなくなり懐中電灯の明かりをたよりに、別当出合には8時に到着した。先行した元気組は6時40分に 到着、かろうじて明るさが残っている時間帯であった。無事下山できてホッとし夜道を金沢に帰った。

                                                            文、写真:元藤


  

  

  



  

  

  

今日の花など
   

   

   

   

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