日中友好碑前祭


2022年7月9日(土)

 すでに「梅雨は明けたもよう」という中での曇空、夕方からは雨という予報。そんな中、新盆に合わせて日中友好碑前祭を実施した。 なお、例年実施していた講演会は行う、新型コロナウイルス感染症の現状から夕食交流会は今年も中止とした。

 卯辰山の中腹にある日中友好碑前に、三々五々、会員、留学生が集まってきた。開会宣言のあと、先の大戦に 伴い七尾市に強制連行され犠牲となった15人の中国人をはじめ関係する多くの犠牲者の冥福を祈り、不戦の誓いをこめて黙祷を 捧げた。
 遠雷が聞こえる中、西野会長代理の開会の挨拶と日中友好碑の説明に続き、真辺金沢市国際交流課長から市長メッセージを披露して いただく頃には雨が落ちてきた。献花をする頃には、碑の正面では耐えきれなくなり、碑の後ろ、樹木の下で献花し、集合写真を撮って、 卯辰山での行事を終え、留学生交流会館へ移動した。

 会館では、元藤事務局長が「中国における植樹活動」と題して、裏話も織り込んで講演をした。日中民間交流緑化 基金の助成金を活用し、中国で、現地カウンターパートとともに、5ヶ所で総面積484haの荒漠地や黄土高原などで、1,631万本の 樹木の苗を植え、8,954万円の助成金を中国へ送った。我々も訪中する際には必ず植林地を訪れ、現地の人々との交流や時間の許す限 り植樹をした。
 また、内蒙古、アラシャン盟における植樹センター(元金沢大学留学生が運営)の荒漠地で植樹をし、夜は沙漠のオアシスでキャンプをし テントで泊まったことや、現地の方々と盃を傾けながら楽しく交流した様子等をスライドで紹介した。

 夕食交流会が出来ないことは残念であったが、集合写真を撮ったあと、弁当を持ち帰って頂き解散した。皆さん今日はご苦労さまでした。


黙  祷
  

挨  拶
  

  

献  花
  



写真撮影



留学生交流会館での講演

  
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