日中友好登山:白 山


2021年8月4日(水)

 梅雨開けとともにやってきた猛暑、11名が参加したが、1人体調不良から中飯場でリタイアし、10名で山頂を目指した。天気予報では午後から ところにより雨ということであったが、結果は昼頃ポツリときただけであった。別当出合いで登山届けを提出、検温、手の消毒に始まり、7時に 登山を開始した。

 中飯場、別当覗、甚ノ助避難小屋と順調に歩を進め、七曲がりに向かう水平道付近ではガスに包まれたが、花盛り。黄色のニッコウキスゲ、 オタカラコウ、紫色のヨツバシオガマ、エゾシオガマ、ハクサンフウロ、白色のダイモンジソウ、イブキトラノオ、ミネウスユキソウ、 ピンク色のシモツケソウ等々。冷たい流水もあってのどを潤す。クロボコ岩、弥陀ヶ原もガスの中、今年はコバイケイソウの当たり年で弥陀ヶ 原一杯に白い点々が拡がっている。五葉坂を登り切り、室堂広場で昼食。ガスが濃くなり、ポツリときた。

 昼食後ガスが去来する、山頂を目指す。足下のイワギキョウの紫やクルマユリの橙色が鮮やか。赤い屋根の連なる室堂、豊富な雪渓を 見下ろしながら登る。ハイマツ帯を抜けると石垣に囲まれた白山比盗_社奥宮が鎮座、ガスの去来する山頂で集合写真。紺屋ヶ池の水面と雪渓は ガスの切れ間にわずかに見えただけで、峰々はガスの中だった。

 室堂まで下ると晴れてきた。五葉坂からエコーラインを下る。ここも花盛り。歩道の修理をするためか網に包まれた資材が点々と配置されていた。 猛暑の中一人足をつるアクシデントがあり、遅れに遅れて7時に暮色の訪れた別当出合に到着した。12時間にわたる活動となった、「疲れたけど 楽しかった、来年も参加します」という言葉に達成感があふれてきた。皆さんお疲れ様でした。
                                                           文、写真:元藤


別当出合を出発   

甚ノ助避難小屋と黒ボコ岩   

弥陀ヶ原の木道を歩く   

室堂を後に山頂を目指す   

奥宮と山頂   

山頂でパフォーマンス   

山頂を後に   

エコーラインを下る   

南竜山荘の佇まい    甚ノ助避難小屋で疲れたー

中飯場でも疲れたー   

別当出合で笑顔はがはじける

今日の花など
   

   

   

   

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