石川県庁新庁舎からの展望

 平成14年11月に完成した石川県庁新庁舎は年末年始に引越しし、1月6日 から業務を開始しました。県庁としての機能は機能として、見学者が多いのです。目当ては一般に開放 されている19階展望ロビー(地上約80m)からの眺めです。金沢市街を一望し、金沢港や日本海も さることながら、夜は8時まで開放されており、夜景を楽しみに来庁される方も多く、夏になると日本 海に浮かぶ漁火が見ものでしょうね。

 そして、天候にもよりますが、山々の展望です。金沢平野の真中に位置し、附近には高い建物は皆無。 白山を始めとする加賀地域、犀奥、能登、そして北アルプスを望むことができます。写真が不鮮明なので、 分かり易いように写真の下に、対応する景色のカシミール画像を並べてみました。いつか望遠レンズを持 参してもっと綺麗な写真を撮りたいと思います。
 (カシミールは、山座同定に便利なパソコンソフトです。)

撮影日:平成15年2月28日

 今日も天候がいいので19階に登ってみました。北アルプスは見えていましたが、 うっすらなので、写真は無理。目を北へ転ずるとうっすらとですが、海を挟んであの「能登富士」こと「高 爪山」が見えました。そして別所岳も見えていそうなので連続写真を撮ってみました。

左よりの円錐形が高爪山、そして高塚山あたり。右端手前は金沢医科大学

能登方面1:左よりの円錐形が高爪山、そして右寄りが高塚山あたり。右端手前は金沢医科大学。

   左端手前に金沢医科大学、右端の三角が末森山、その左にゆったりと連なるのが眉丈山
   
能登方面2:左端手前に金沢医科大学、内灘大橋の左遠くに別所岳。右端の三角が末森山、その左にゆったりと連なるのが眉丈山。


撮影日:平成15年2月7日

 天候に恵まれたので、撮影に行きました。午前中はイマイチだったのですが、午後の遅い時間になっ て、かなりハッキリしてきました。そして、待ち望んだ北アルプスも真っ白に輝いていました。毛勝三 山、尖って黒っぽい剣岳、立山、真っ白でゆったりした薬師岳、北股岳、黒部五郎岳まで見えました、 もう満足ですね。

 一方、南方向は逆光になるため、霞んでみえますが、白山、大笠山、見越山、大門山などがくっきり でした。南加賀方面はうっすらと見えるだけで、写真にはなりにくいです。まあ当分、今日の眺めに勝 る展望はないのではないでしょうか。

 ということで、この展望を時計回りに紹介します。写真をポイントすると説明が出てきます。

能登方面:左端に末森山、そして宝達山、三国山

能登方面:左端に末森山、そして宝達山、三国山

   東方面1:左手前は県境の松根山、遠く左から僧ケ岳、駒ケ岳、毛勝三山、剣岳、立山、浄土山
   
東方面1:左手前は県境の松根山、遠く左から僧ケ岳、駒ケ岳、毛勝三山、剣岳、立山、浄土山

      
東方面2:遠く北アルプス北部の山々が連なり、中間に富山県の牛岳、赤祖父山、右手前に医王山北部の山

         東方面2:医王山の白兀山、奥医王山、手前に戸室山、そして手前にゆったり横たわる卯辰山
         
東方面3:医王山の白兀山、奥医王山、手前に戸室山、そして手前にゆったり横たわる卯辰山

            東南方面:富山県の山で三方山、猿ケ山、大獅子山、右端手前に前高尾山
            
東南方面:富山県の山で三方山、猿ケ山、大獅子山、右端手前に高尾山

               東南方面2:県境に連なる大門山、見越山、奈良岳、大笠山、そして手前に奥高尾山、吉次山、挙原山、成ケ峰、国見山など犀奥の山々
               
東南方面2:県境に連なる大門山、見越山、奈良岳、大笠山、そして手前に奥高尾山、吉次山、挙原山、成ケ峰、国見山など犀奥の山々

                  南南東方面:左端に大笠山、奥・中・口三方岳、中央に白山、白山釈迦岳、そして奥獅子吼山、野田山など
                  
南南東方面:左端に大笠山、奥・中・口三方岳、中央に白山、白山釈迦岳、そして奥獅子吼山、野田山など

                     南方面:南加賀方面の鷲走ケ岳、大倉岳、観音山など
                     
南方面:南加賀方面の鷲走ケ岳、大倉岳、観音山など

                        
南方面2:南加賀方面の大日山、動山、富士写ヶ岳など(この方向は逆光となって写真にならず、カシバード画面のみで失礼します。)



石川県庁新庁舎
移転新築した石川県庁
(左:議会棟、中:行政棟、右:警察本部棟)