能登からの展望
能登の最高峰は宝達山で637m、奥能登では鉢伏山で543m。いずれも山頂まで林道が
伸びており、登山をといっても格好がつかない。登山という行為として、1時間程度歩き、
山頂近くに林道がきていないという条件を満たすのは、猿山、岩倉山ぐらいか。
しかし、能登の内浦側では、天気次第で年間を通してかなりの日数、富山湾の向こう
に立山が見え、しかも立山が見えると天気は下り坂で雨になるといわれているくらい生活に密着した風景でもある。
ただ、単に立山が見えるといっても、その付近の山も見えているはずだし、どこの何山が見えるのかということは
山好きにとっては気になることである。
ということで連日チャンスを待ち受け、ついに04年6月3日、天候状態が極めて良い日に、以下の写真撮影
に成功したので報告します。最初はどこの山が見えているのか見当が付きませんでした。かなりの山好き屋に
とっても見慣れない風景だと思いますがいかがでしょうか。
(写真の上にカーソルを持ってゆくと説明文が有ります)
本日の撮影地点、内浦放牧場:能登半島の先端、珠洲郡内浦町泉地内(標高200m)にある放牧場で、
社団法人石川県農業開発公社が
運営している。農家から毎年210頭の育成牛(体重200kg)を預かり、初妊牛(体重480kg)
に育てて返している。