[米 山]
日本三大薬師、ブナ林、日本海の展望
山名:米 山、点名:米 山、一等三角点、標高 999.52 m 基準点コード:TR1-5538-73-4801、5万分の1地形図名:柿崎 撮影:平成28年9月3日
(現地案内板の記述内容) 泰澄禅師(太師)の豆知識 泰澄は682年、越前の国(現、福井県)に誕生し、修行を重ねその後白山に登り 山岳信仰を基に「神道・密教・道教」等を統合した。 和銅5年(712年)弟子の沙弥を連れて修行行脚で当時「五輪山」と呼ばれてい た米山に来た処「之、薬師如来の浄土なり」と悟り修行を重ねた。 沙弥は、飛鉢(托鉢のおわんを飛ばす)の術を心得ており、鉢崎沖(現、米山町) を航行する船から修行するに必要最小限の米と塩を頂いていました。 ある日、出羽の国(山形県)、上部清定が献上米を積んで京の都に向け航行してい ました、沙弥はいつもの様に「少々の米を」とお願いしました。 清定は邪険に断ると、沙弥が何か呪文を唱えると雁の如く船に積んであった米俵が 五輪山に飛んで来ました。 その後、此の山を五輪山から「米山」と呼ぶようになりました。 此の案内板は、平成二十四年度 ・蜜 蔵 院 上越市地域支援事業で建設したものです。 ・柿崎山岳会