[日 本 国]

秋たけなわ、小俣は旧出羽街道の宿場町

小俣登山口   

ブナ林の中を登る   舟見休憩所から遠く粟島を望む

  蛇逃峠の東屋

  小俣を俯瞰

駐車場をズームアップ、愛車とトイレが見える   黄葉の登山道

山頂、右手奥に三角点   

  

山頂からも粟島を俯瞰   あの雲の向こうは鳥海山

黄葉の中を下山   尾根を振り返る

植林地の中の蔵王堂   蔵王堂コース登山口

小俣から日本国   

山名:日本国、点名:日本国、二等三角点、標高 555.23 m 
基準点コード:TR2-5739-64-3701、5万分の1地形図名:温海
 
撮影:平成28年10月30日

 新潟で同窓会があったので、ついでに日本国(山形県との境)などの低山と白山神社を回ってきました。日本国はその山 名から学生時代以来気になっていた山でしたが、ようやく登る機会が巡ってきたという感じです。
 山名の由来は、ここで捕らえられた鷹を将軍に献上したところ、その見事さにその山を「日本国」と呼ぶよう指示したと か、暗殺された天皇の皇子が都落し、晩年この地から故郷に向かって「これより此方は日本国」と仰せられたなどの説があ ります。
 山は標高555m余ということで、里山程度であるが、地元では登山道の整備や登頂証明書を発行するなどして地域振興 を図っている。おりしも当日は2日後に迫った秋祭りのため、白山神社の掃除をしていた。こんな遠い山中にも白山神社が 祀られていることになにかの縁を感じ、また、掃除をしている方々のなかにはこの春に新幹線を利用して能登旅行をしたと か、大学の先輩が含まれていたりして感慨ひとしおであった。