[ホ ノ ケ 山]
もぼろしの北陸道「塩の道」、雪は少ない
山名:ホノケ山、点名:戸谷、2等三角点、標高 736.73 m 基準点コード:TR2-5336-51-5101、5万分の1地形図名:今庄 撮影:平成29年1月3日
・瓜生野登山口備え付けのパンフレット「ホノケ山登山道案内図」の説明文 ホノケ山は、むかしノロシをあげて京の都や府中(越前市)へ、 急を知れせるノロシ台があったことからこの名がついたと言われて います。山頂からは丹南の平野や敦賀湾・日本海が眼下に見え、 素晴らしい眺めです。自然が多く残る山として親しまれています。 登山道の大部分を占める「まぼろしの北陸道」は、若狭脇往還道・ 塩の道・古北陸道とも呼ばれ、かっては軍事・経済上大事な役割を 果たした道路です。 ブナの原生林の中を走る「切り通し」は、深さ6mにも達するところ もあり、この道路が北陸への大事な道であったことを物語っています。 ですが、この道に関する確かな記録がないため「まぼろしの北陸道」 と呼ばれるようになりました。