[菱 ヶ 岳]

長野県境近く、ブナ林に覆われた一等三角点の山

登山口   沢を渡る

ブナ林に登山道が伸びる   

山頂、不動明王堂が建つ   

堂の内部   安置されている仏像

雲海に浮かぶ米山

2段に流れ落ちる不動滝   白っぽいコケで覆われた「火炎石」

今日の秋色etc


  狂い咲きのイワカガミ

  枯れたミズバショウの葉

火炎石の隙間から生えたナツハゼ   

山名:菱ヶ岳、点名:菱ヶ岳、一等三角点、標高 1,129.18 m  
基準点コード:TR1-5538-43-3901、5万分の1地形図名:高田東部

撮影:平成29年10月13日

 グリーンパークから登る予定であったが、時間の関係で西口登山口から登った。山頂からは、雲海に 浮かぶ米山を見ることができた。ブナ林の中の急登もあったが、沢沿いにはミズバショウも生えている ようでなかなか良いコースであった。
 結局時間が余ったので、不動滝まで降りてみた。見事な滝であり、上部はガスにかすんでおり、却って 迫力があった。火炎石も白いコケに覆われて、三角形の頭部は小さな三角形の岩で構成されており、 奇観を呈していた。

 菱ヶ岳の名の由来について、山頂の案内板には以下のように記されている。

   菱ヶ岳は、安塚から見ると台形に見えるが、上越市方面からは三角形に見える。 その形から名付けられたものらしく、天保8年刊行の「北越雪譜」(鈴木牧之著)の 中で「さて松之山の庄内に菱山といふあり、山の形三角なるゆえの名なるべし」と 紹介されている。