振橋
(ふりはし)
神社
|
加賀市 動橋(いぶりばし)町
|
元白山大権現、化ぐずとぐず焼祭
|
撮影日: |
平成25年12月30日 |
鎮座地: |
加賀市動橋町ワ180 |
境内にある振橋神社縁起には以下のように記されています。
霊験神事
その昔の頃の境内は樹齢数百年の大木がうっ蒼と繁茂し古池には怪魚・怪蛇などが棲み、時には怪魚
が川下より逆のぼりして、深夜に鳴動したり火を噴いたりして、村人に被害を与えて恐れられていまし
た。被害を被る毎に、妖怪に「妙齢の子女」を人身御供として、差し出さねばなりません。村人達は悲
しみに沈む不安な毎日でした。
そこで村人達は、氏神様に参籠して「助け給え」と祈願すると、すぐに霊験が「旅の修験者」に姿を
変え、直ちに「妖怪」を誅戮して退治し給われました。村人達はその威徳に感泣歓喜し、祠を建立して
大巳貴神を祀ったと言われています。
当社の祭礼は、毎年八月二十七日より三日間で当日は、氏子の家より薪を集めて境内の中央に大火を
燃やし、神の威徳に感謝する「ばけぐず退治」の神事として受け継がれています。
村人達は、これを「ぐず焼きまつり」と言い伝えて来ました。
(以下は石川県神社庁ホームページより引用)
御祭神:菊理媛神 天照皇大神 大己貴神
由 緒:
創立年月不詳。従前より白山社と称し、明治6年8月加賀国江沼郡大1区の総社と定められ、同
23年7月現社名に改称。同39年神饌幣帛料供進神社に指定。ぐず焼祭は例大祭の前日悪魔祓とし
て宵祭に古くより奉納される特殊神事である。