白山媛 (しらやまひめ) 神社
長岡市 寺泊二ノ関
佐渡を望む海沿い、参道は100段を超す石段

社頭   社号標

手水舎   パイプを咥えた?竜頭

鳥居   小さな社名額にしめ縄も細い独特のもの

昭和48年5月、新潟県知事 亘四郎 奉納の狛犬    

  

木鼻は龍の彫刻  これはトラ??  右は阿形

拝殿正面   「白山宮」の社名額

拝殿内部、ここにも「白山宮」の社名額   本殿は流れ造り

拝殿前から社頭方向   長い石段が社頭へと続く

海の向こうに佐渡がうっすらと見えている   社頭

境内社「二面神社」の狛犬、佐渡で多く見られる後ろへ流れるような髪の狛犬  二面神社  

2人の人物像?が彫られた板碑?   3つの境内社
    
撮影日:平成27年9月21日
鎮座地: 新潟県長岡市寺泊二ノ関2763番地
  (拝殿に掲げられた白山媛神社の由来、縦書き)

  寺泊総鎮守 白山媛(しらやまひめ)神社の記
  祭神
   菊理媛命=(女神)水の神で生きとし生ける生命の親神
   伊弉再尊=(女神)日本国土や多くの神々を産み出した神

  由緒
  一、創建については詳らかでありません。
   承久の乱で敗れた順徳院が佐渡下幸(一、二二0年代)の時
   参詣され宝器奉納との言傳有り、その前より鎮座が
   有ったと考へられるが昔時二度の火災により記録が
   焼失により詳しくはわかりません。

  二、加賀の国(石川県鶴来町)白山比盗_社の御分霊を
   海路を経て山伏(修験者)によって寺泊の地に祭られ
   たものであります。明治初年(神仏分離)まで山伏
   (?蔵院)によりお祭がなされていた。

  社殿
   宝暦八年(一、七五八)焼失により
   明和8年(一、七七一)再建された建物で有ります。




  (境内社「二面神社」の説明、縦書き)

   二面(にめん)神社

  明徳二年(一三九一)、土地の漁師平三郎が
  夢枕に立った神様のお告げにより、海上に
  漂流するご神体を取り揚げて、ここに
  祭ったといわれています。
  ご神体は、横三九センチ、縦八二センチの板に、
  網を持って魚を獲る西洋人と思われる
  人物像を透かし彫りにしたものです。
  一体男女の像であります。
  この神社の祭礼は、三月と九月の二回行われ
  ますが、春は女神の像を秋には男神の像を
  正面に向け、豊漁と安全を祈願する
  漁師さんたちが大勢参詣いたします。
                 長岡市