白 山
(はくさん)
神 社
|
村上市 山田
|
赤い鳥居、社殿の独特な屋根
|
撮影日: |
平成30年9月29日 |
鎮座地: |
新潟県村上市山田246番地 |
最初は鎮座場所が判らず、所用で引き揚げた後、再訪。庭仕事をしていた伯父さんに聞いてようやく
場所が判明。そして「なぜ、ここに白山神社があることがわかった?」と聞かれ、「ネットで調べ、金沢から来た」と
告げた。
集落の十字路を登ってゆくと赤い鳥居が見えてきた。鳥居の手前には地蔵堂、その脇には石の境内社?
とおぼしき石が沢山ならんでいる。赤い鳥居をくぐると緩やかにカーブした石段の参道が続く。登りきる
と、初めに目に入ったのが、拝殿、しかも屋根は寄棟造り。神社ではとても珍しい造りだ。拝殿の廻り縁には
先代の社名額がおかれ、微かに「白山大権現」と書かれているのが判る。本殿後ろの石碑にも「金毘羅大権現」の文
字。神仏混淆時代が色濃く残っているものと推察した。
もう一つ、本殿の後ろから社殿を眺めると、槍が突き出したように幾重にも庇が突き出している。こんなに
複雑な屋根がどうして必要だったのか?建て増しの過程でこうなったのかな、興味のつきない神社でした。