白山
(はくさん)
神社
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南魚沼市妙音寺
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山の上、長い参道、大きな石が御神体
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撮影日: |
平成29年10月13日 |
鎮座地: |
新潟県南魚沼市妙音寺560番地 |
天然の水が手水鉢にあふれる、おいしい水だった。2つの鳥居の先には長い階段の参道。階段が尽きると
尾根伝いにさらに参道が続き、大きな杉の木の向こうにようやく社殿が見えてきた。
なんの変哲もない、綱が1本下がっているだけの社殿の正面。さいわい鍵はかかっていなかったので、
内部を覗いてびっくり。正面には建物と同じ大きさの岩が鎮座、これが御神体だ。右手の幟旗には
「白山妙理大権現」の文字、神仏混淆の名残りか。因みに、社殿前の綱を引くと社殿内の鈴につながって
おり、これが鳴るという仕組みは後になって気づいた。
「妙音寺」という集落名の由来は妙音比丘尼に由来、麓のほうにその記念碑があった。
そこには、天平年間、聖武天皇の頃、藤原何某がこの地に下向、逝去したが、その姉が剃髪し妙音比丘
尼となり、この地の白山神社に阿弥陀如来像を安置し、菩提を弔いつつ逝去したとのことが刻まれている。