白山
(はくさん)
神社
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新潟市 中央区一番堀通
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広い境内、新潟地方の総鎮守
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撮影日: |
平成25年11月28日 |
社 名: |
白山神社 |
鎮座地: |
新潟市中央区一番堀通町1−1 |
古町通りを西に抜けて来ると道路を挟んで広大な緑一杯の白山公園に出る。この公園は明治6年、オランダ風
公園として整備され、日本最初の市民公園に指定されている。その入り口にあたるのが、赤い鳥居の白山神社である。
公園内には、池や築山などがあって散策にはもってこい。広大な敷地内で、参道は途中で直角に右折する。
境内社も合わせると6基の鳥居があり、内2基は朱色でこれは新潟県では良く見る。
拝殿の向拝は巨大で雨の日の参拝には便利。
(以下は 白山神社ホームページ より一部を引用)
主祭神:菊理媛大神(白山大神=白山比淘蜷_)、伊邪那岐命、伊邪那美命
歴史:
白山神社の御祭神、菊理媛大神(白山大神)は別名を、白山比刀iしらやまひめ)大神と言い、加賀の霊
峰白山頂上に祀られている女神さまで、この神様を勧請して新潟の地に祀ったものです。菊理媛大神(くくり
ひめのおおかみ)は農業の神、海上の神、そして国家、郷土の守り神として広く人々より尊崇されていました。
菊理媛大神は願うことを正しくよりよい方法でお導きくださり、乱れた糸をくくり整えるように融和され仲
を取り持ち和す縁結びの神様であります。
白山神社の建立の年代は永禄(1558〜)・天正(1573〜)の二度の火災で旧記を失い知ることは
できませんが、延喜(901〜)とも寛治(1087〜)ともいわれています。しかし、元亀年中(157
0〜)に、白山神社別当だった宝亀院住職憲海が五寸の十一面観音銅像、宝剣、鏡を白山神社に安置したこ
とが記録に残っています。 戦国時代には上杉景勝が戦勝の帰途に鏡と啓を寄進。当時すでに大社であったこ
とがわかります。また、 明治元年の神仏混交の禁により十一面観音は宝亀院に引き渡され現存しております。
なお明治六年には、政府が公園設置の布達をだすと、公園を造るため松林の境内に点々と建立してあった摂社
・末社を全部御本殿に合祀したため、御祭神が多いのです。
古く、白山神社は式内社に列せられ、延喜式神明帳に「越後国 沼垂郡船江神社」と記されております。ま
た、大正十三年には県社に昭和五十六年には別表神社に列せられ昇格いたしました。
(以下省略)