白 山
神 社
|
越前市 二階堂町
|
皇太子様渡欧記念に奉納された狛犬
|
撮影日: |
平成30年12月16日 |
鎮座地: |
福井県越前市二階堂町16−5 |
神社の肩書きは「山千飯惣社」、祭神の一つに「山干飯神(やまがれいいのかみ)」が含まれ、これは地方神
かな?
狛犬は大正十年に、当時の皇太子(後の昭和天皇)がヨ―ロッパを訪問した記念に建立されたもの。燃え立つように
渦をまいた尻尾と親狛にすりすりしている子狛のしなやかな体の線、そしてくるっとした尻尾がかわいい。
拝殿の中央前面には扉は無く、岐阜県長滝白山神社と同じ構造。背面の格子窓の向こうに本殿が透けて見える。
(拝殿に掲げられた説明書き、原分は縦書き)
山千飯惣社 二階堂白山神社
一、御祭神
主祭神 伊邪那美命
伊邪那岐命 菊理媛命 山干飯神
大国主命 誉田別命=八幡神
須佐之男命 櫛名田比売命 玉佐々羅彦神
一、御神徳
産業繁栄、商売繁盛、家内安全、無病息災、安産・子育て、
縁結び・子授け・夫婦和合、病気平癒、防災除疫、五穀豊穣、
病難除去、学問上達、健康祈願、交通安全、諸願成就
一、由 緒
当社は養老元年(西暦七一七年)泰澄大師の創建にして、近郷四十八ヶ
村の山干飯惣社として、平安時代中期から室町時代にかけて大いに栄え、ま
た、軍事的に重要な位置にあったことがうかがえます。天正年間(一五七三
〜九三)の兵火により焼失しましたが、寛文年間に松岡藩主松平昌勝公によ
り、再建され、数度の修理を経て現在に至っています。
西国観音霊場三十三番札所の三十一番札所で、二体の観音菩薩は室町時
代作です。
一、県指定有形文化財 平成二十九年三月三十一日指定
本殿・拝殿 二棟 本殿 寛文年間 拝殿 貞応二年
大般若経春日版五六八帖 (附・経箱六十帙、経櫃三合)
一、祭 り
一月 一日 歳旦祭 七月十四日 祇園祭
一月 二日 厄年祓祭 十月 上旬 例祭
一月第二日曜日 左義祭 十一月二十三日新嘗祭
四月 一日 祈年祭 十二月三十一日大祓祭
(以下は、福井県神社庁ホームページより引用)
支部名 南越支部
神社名 白山神社
境内社名 玉佐佐良神社
旧社格 指定村社
鎮座地 福井県越前市二階堂町16−5
宮司 小泉 命
御祭神 伊佐那美尊
伊弉諾尊
天照大神
天兒屋根命
應神天皇
大己貴命
由 緒 養老元年に泰澄大師が創立。
往昔は総社山干飯白山宮と尊称、近郷四八社の総社で、代々の国司の祈願所であった。
天正年間に一向一揆の争乱で焼失したが桃山時代に復興し、現社殿は松岡藩主松平昌勝公の再建という。
明治44年に神饌幣帛料を供進する神社に指定された。