白 山 (はくさん) 神 社
郡上市 白鳥町 前谷
道路縁に鎮座、本殿に古い時代の狛犬




階段の上に鳥居   社号標

がらんどうの拝殿

拝殿内の木鼻  拝殿内の扁額  

拝殿から本殿を望む

本殿下の狛犬  本殿  

本殿に江戸はじめらしい狛犬1対    

本殿正面には龍の彫り物

木鼻には象と獅子   

本殿はこんな高い処に鎮座

境内の稲荷社  素朴な手水舎

鎮座地:岐阜県郡上市白鳥町前谷字島反別319番地の2

撮影:平成25年7月7日

 創建は養老2年、泰澄大師がこの地に逗留した時に勧進したのがはじまり。昭和35年の第2室戸 台風により拝殿などが流失したが、本殿は難を免れた。
 現在の社殿の配置は、どうも道路の建設により鳥居が横に移動させられたような感じ。鳥居をくぐ ると拝殿の横手に出る。手水舎も拝殿と本殿の間にある。拝殿ががらんどうなのは、このあたりでは ありが ちなこと。一通り写真を撮ってから拝殿の端からふと本殿を眺めると、なんとあの狛犬が見える。本 殿の正面からは玉垣に隠れて見えなかったのだ。江戸はじめらしく、興奮して写真を撮ったが、真上 から撮り忘れた。


(以下は岐阜県神社庁ホームページより引用)
   主祭神:
      伊弉冊尊(いざなみのみこと)
      伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
      菊理姫命(くくりひめのみこと)

   由緒由来:
    養老二年僧泰澄越の白山登山の砌当大字に暫く逗留あり。折から悪病流行に付き、右病
   難消除のため当大字小字正ヶ洞白山神社を勧請したりと云ふ。嘉永五年当大字五郎左衛門
   と云ふ者後刻成就のため当大字字森に山城国稲荷神社を勧請創設したりと云ふ。大正六年
   十二月四日右二社を当字に移転合併したり。

   祭礼情報:8月20日