白 山 (はくさん) 神 社
高山市 塩屋町
鳥居の前に狛犬、むき出しの本殿

社頭

鳥居の前に居る招魂系の狛犬    昭和18年10月奉納

社号標   自然石の手水鉢

この建物がここに有るということは拝殿ではないのではないか   

石段の上に拝殿   手すりに赤いカバー

拝殿内部、正面、額に納まった「上り藤」の神紋が見える   

弊殿から本殿   むき出しの本殿

本殿脇から拝殿方向   拝殿前から社頭方向

社頭、すぐ前に道路   社頭から集落の風景
    
撮影日:平成28年7月16日
鎮座地: 岐阜県高山市塩屋町1600番地

 この地方でむき出しの本殿は珍しい。招魂系の狛犬も奉納時期(S18.10)からすれば当然か。しかし、 鳥居の前に配置されているのはあまりない。がらんどうの建物は拝殿といえる位置にあったり、ここのように 社殿配置の軸とは関係無い位置にあったりで、やはり 拝殿ではなく、車座になって酒を酌み交わすのにでも使われるようだ。

(以下は岐阜県神社庁ホームページより引用)
主祭神:白山比当ス(はくさんひめのみこと)

由緒由来:
 創祀不詳。菊理媛神は上古より越の白山に坐す。故に白山比?唐ニも申す。中古同山東峰に伊弉諾尊、西峰 に伊弉册尊を奉祀せりと、この二神、神代に黄泉津平坂にて相争給ふ時に菊理媛神善言を以て、御心を和げ 給へり。当昔それに因りて奉祀せしものならんか。爾来岳上にいまして、国土を保護し給ふ。加賀國一宮も 同じ神を斎き白山比盗_社と云ふ。当神社は、里説に土御門天皇の元久二年の夏、白山神の霊威を尊び里 人徳治御分霊を奉請して、当区神楽岡に一祠を創建せりと、元亀天正の頃、塩屋秋貞再興あり。降りて貞享 三年現今の地に奉遷す。古来当区の産土神なり。

祭礼情報:9月1日