白山(はくさん)神社

飛騨市 神岡町江馬町
色彩豊かな社殿、変わり種の部類


  

鳥居の社名板   手水舎、ちょっと見にくいですが、垂木の先などに白いペンキがアクセント

かなり太めで愛嬌のある狛犬     

色彩豊かな拝殿が青空に映える

  

棟に取り付けられた家紋   拝殿から本殿へ続く

軒下に掲示された人名録   拝殿から社頭を望む



鎮座地:岐阜県飛騨市神岡町江馬町12番地の12

撮影:平成24年11月24日

 手水舎の白い隈取り、鳥居と拝殿の軒先に掲げられた社名板、狛犬の表情。いずれをとっても 新鮮な印象。また、拝殿を正面から見ると赤い屋根に白い壁、茶色の戸、緑の敷物と色彩豊か。 これまでに370余の白山神社を取材してまわったが、このような神社は初めて です。
 通常、拝殿の前に立つと鈴と紐があって、その上辺りに社名を書いた扁額があるのでですが、 ここでは、切妻屋根の拝殿の妻側の軒下に、一風変わった彫刻を施した社名板が掲げてあ ります。文字で説明するより写真を一見願います。 また拝殿と本殿の横面の軒下には、社殿建設に協力した名簿を書いた板が張り巡らされている、 と初物ずくしでした。

(以下は岐阜県神社庁ホームページより引用) 主祭神:伊邪那美命、伊邪那岐命、菊理姫命
摂末社祭神:石動大神、軻具津知命、豊受姫命、金山大神
由緒由来:
 当社創建不詳。再建棟札に天文二十一年九月二十四日白山大神とあり。往古より産子例年謹 みて祭典執行す。元字宮沢平に鎮座したりしが、同所は神岡鉱山の精錬所に近接し、近来鉱山 の発展に伴ひ工場の建物を以て囲繞し、神社の風致を汚損し、社地の樹木は精錬の煤煙を蒙り 枯損するもの多く、神社の尊厳を穢し、不敬に亘る。遺憾あるを以て氏子一同協議の上、同大 字野首の一高丘清浄にして且つ風致いる地を選択し、茲に移転せんことを出願し大正三年三月 移転す。
祭礼情報:4月第3土曜日