所在地：白山市鶴来日詰町巳118-5

撮影：平成２３年９月８日

　国道がバイパスとなって山腹に通じるまでは、鶴来の街中から長い階段を登って参拝するしかなかったのだ が、国道が石段を分割してからは、車で社頭まで行けるようになり、参拝は楽になった。白山七社に数えられ、 本宮４社の一とも呼ばれていた。立派な境内社が多く、これらを巡ると６対の狛犬が見られ、まさに狛犬の 展覧会。

（以下は、石川県神社庁ホームページより引用）
御祭神：護国の英霊、天津彦火瓊瓊杵尊、菅原道真、大山咋命、少彦名命
由　緒：古代出雲文化が早く海岸線を経て能登地方に及んだのに対し、この地方は大和文化の拠点であるばか りでなく、総じて県内では最も古い文化の発祥地であるから神社の由緒でも有名なことがらを数多く残してい る。中世以来白山七社の一に数えられ、そのうち白山本宮・三宮・岩本とともに本宮四社といわれていた。神 仏習合の当時、いわゆる七堂伽藍雲表にそびえ神官社僧、即ち神人衆徒多数をようしていた。安徳天皇の寿永 ２年５月、源義仲が倶利伽羅谷で平家の軍勢を打ち破ったが、これを金劔宮の神恩として、鞍置馬２０頭と横 江庄を寄進し、それから３年の後、後鳥羽天皇文治２年２月１０日、源義経が本社に参拝一泊し、神楽を奉納 している他、足利・富樫・前田等、歴代武門藩主の崇敬が篤かったのである。なお、和銅年間に当宮のご分霊 を奉戴して移住したといわれる岐阜県郡上郡大和町字「劍」には現に金劍神社（こんけんじんしゃ）があり、 御祭神も同一である。最近になり福井県遠敷郡上中町武生にも金劔神社（かねぎじんじゃ）の存在が明らかと なった。

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